夏のご飯&術後半年検査 [健康 Health]
オリンピックも、いよいよ閉会式ですね(パラは、これからですが・・・)
『夏純』・・・なんとも素敵な名前の日本酒を発見。
金魚の絵柄も涼し気ですね~。
蒸し暑い日の夜、氷をたっぷり入れて飲みました。
渋い色のトマトを、細かく切って納豆と混ぜ混ぜ・・。
納豆サラダみたいな感じですかね。
こんなに大きなナスを、発見しました。
半分は、だし醤油&トマトペーストで『ナスの炒め煮』に。
超ねっとりした食感になり、美味しかったです。
残りの半分は『ナスと甘唐辛子の煮浸し』です。
冷やして美味しい、夏のご飯ですね。
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昨年末~年始にかけて、子宮がん手術をしましたが、
(その時の記事は→こちらから)
先日、大学病院で『術後半年の検査』を受けてきました。
結果は問題なし!とのことで、ひと安心しました。
体調も良いし、心配はしていませんでしたが、検査結果で示されると安心します。
病院帰りに、駅のスタバでスポーツ壁画を見ながら、
しばし、ボ~~~~ッとしちゃいました(笑)
ところで、ひとつだけ悩みがあって、
子宮&卵巣を取ったせいか、術後から汗がすごく出るようになりました。
更年期の『ホット・フラッシュ』なのですが、ちょっと質が違っていて、
冷房ガンガン入ってるのに汗出る~とか、寝てる時の汗すごいんだけど~とか、
とにかく落ち着かないんですよね。
手術をしているので、効き目抜群のホルモン剤は使えません。
そこで、漢方薬を数種類も試しましたが、効き目ゼロ!
つい最近、自律神経薬(汗は自律神経が調整しているので)を始めましたが、
今のところ効いている実感はありません
他の病院(内科)のドクター曰く、
『脳が、自分の体から子宮卵巣が無くなったと自覚していないから』だと。
おぉ~~~!人間ってそうなんだ~!と驚きましたが、
とにかく、そんなこんなで、元気です!
なにか良い方法はないかなぁ・・・
体質が変わったのか? [健康 Health]
前記事の『人生初・手術体験記』では、沢山の励ましのお言葉を頂き、
本当に有難うございました!
お陰様で、退院して2週間が過ぎて、日に日に回復しています。
家事&買い物は完全にひとりで出来ますし、近場への電車移動もOK!
体にメスが入ったからなのか、臓器を摘出した影響なのか、よく分かりませんが、
滅多に食べなかったアイスクリームを、無性に欲するようになりました。
ハーゲンダッツは美味ですが、約300kclと高カロリーなので、
カロリーが約半分のレディーボーデン(懐かしいっ!)や、
カロリーが3分の1以下の「SUNAO」を常備して、毎日食べています。
これって『体質が変わった』ってヤツですかねぇ??
最近の家ランチでハマっているのが、リコッタチーズ・パンケーキ(市販品)
トースターで温めて、フルーツ&ヨーグルトやアボカド&ハチミツを添えて。
奇麗だしまぁまぁ美味しいので、テンションが上がって療養中であることを忘れる(笑)
ハムサンドを作ったつもりが、野菜サンドにしか見えない(汗)
野菜好きだと、こうなるよね~~~~~。
右は、夫のリクエストの「カルボナーラ」
ソースは市販品ですが、鍋で温めてちょっとアレンジする程度。
それでも十分に美味しいので、最近のパスタソースって優秀ですね!
ところで・・・・
今はお酒が飲めないので、夕飯がちょっと寂しいんですよ。
そこで、気分だけでも・・・と考えたのがこれ!
炭酸をシャンパングラスに入れて、レモンを浮かべると、
なんだか飲んでいる気分になります~~!
これで、ゆっくりと食事ができるので気持ちも落ち着きます。
夫には「そこまでして気分を味わいたいのか?」と呆れられていますが、
お酒Loverの皆様なら、分かって頂けますよね~?
カウントダウンはベッドの上!(初手術・備忘録) [健康 Health]
遅ればせながら、新年おめでとうございます。
本年もブログを通じて、善き出会いがありますように!
実は、昨年末から年明けに掛けて、入院をしておりました。
これは「人生、初・手術」を経験した、私の備忘録ですが、
暗い話ではありませんので、ひとつの読み物としてどうぞ~~。
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みなさん、年に1度、健康診断を受けていますか?
受けている人は、PCかスマホの前で、手を挙げて下さい!
はい良いですよ、手を下ろして下さい~。
1年に1回に限らず、受けたい時に受ける人、手を挙げて下さい!
あら、ちょっと少なめですねぇ。
この話は、そこから始まったのです・・・。
2020年11月中旬。
些細な違和感(痛くも痒くもないが、何かが変)を感じて、
近所の行きつけの婦人科を受診しました。
先生(イケメンのジェントルマン)
「飲んでいる薬のせいで心配ないけど、念のためガン検診する?」
春の検診では問題なかったし、そこから9か月目なのですが、
念のためと快諾して、検査をして貰いました。
検査から2週間後。
結果を聞きにいったところ、まだ用紙が届いておらず、
先生から「郵送しますね」と言われました。
これまでの私の状態から、陰性だと信じて「郵送する」と言ったのです。
その夜、先生から直々に携帯に電話が掛かった来ました。
「今、結果が届いたのだけど、明朝、直ぐに来てほしい・・」と。
翌朝、ドキドキしながら行ってみると、
結果通知欄に「子宮体ガン・陽性」と書かれていました。
実は、検診の判定にはグレーゾーンもあるとの事でしたが、
(万が一に備えて)先生からこんな提案がありました。
「◆◆大学病院の★★教授と親しいので、宜しければご紹介します。
万が一、手術となった時に、最速で受けられると思うので」
この時点で私は、結果が間違っていると思っていました。
なぜなら、自分の体にガンがいる感覚がゼロだったからです。
ですが、この段階で精密検査をしない訳にはいきません。
陽性判定から数日後。
私は、有名大学病院の前に立っていました。
これまで大病をしたことがなく、大学病院を受診するのは初めてです。
予約時間を大幅に過ぎた頃、ようやく教授(貫禄ありThe教授)の診察室へ・・。
噂に聞く「3分診療」ではなく、時間を掛けた説明があり、
こちらの話にも耳を傾けて下さるし、ちょっとした雑談もあったりで、
この先生なら安心してお任せできると思いました。
ただ、部屋には数人の助手がいて「白い巨塔」の雰囲気でしたが(笑)
教授「ガンの可能性ありなので、来週、MRI、CT、PETの検査をしましょう」
翌週。
2日間に渡って、上記の検査と血液検査などを受けました。
PETって、なんか凄いやつらしく、体内の1mmのガンも探せるらしい。
さらに翌週。
精密検査の結果を聞きに行く日です。
この時点でも「大丈夫、ガンではありませんでした」と言われると思っていました。
・・・・・が、結果は「子宮体ガン」
告知されても、ショックはなく涙も出ないし、平常心でした。
すご~~~~~く平常心でした。
その場で、一気に話が進み、
10日後に入院し、その翌日に手術をすることに。
執刀は★★教授ではなく、教授の部下でロボット手術に長けた、
☆☆先生(優しく丁寧なドクター)に決定。
入院日。
少し差額ベッド代を支払い、ゆったり目の「3人部屋」に入る。
隣のベッドとの境は、家具で仕切られているので、ほぼ気になりません。
入れ替わり立ち代わり、何人ものドクターや看護師さんが来るので、
緊張する暇もなく、翌日に備えて早めに就寝です。
手術日。
当日も、全くと言って良いほど緊張ゼロ!
私は「まな板の上の鯉」の心境でした。
朝9時・・・・看護師さんに連れられて手術部へ向かいます。
グワ~~ンと扉が開くと、そこはまるで宇宙ステーションのようでした!
広い廊下の左右に、いくつもの手術室が並んでします。
清潔すぎる空間と言いますか、ピカピカと人工的・・・。
好奇心を抑えられず、キョロキョロと見回してしまいました(笑)
「こちらです」を言われた手術室には、
真ん中に、想像より小さなベッドがあり、奥には大きな機械がドーン!
いくつもモニターがベッドを囲んでいて、眩しい位の空間です。
すぐに寝かされて、3人が同時に私の体に、何かを始める(笑)
酸素を吸って下さい~~
点滴の針刺しますね~~
術着を脱ぎますね~~
一体、いつ麻酔をするのかしら?
「あ、あのぉ~~、私、いつ眠くなるんですか?」と聞くと、
「あと10秒くらいです」
「はい、わか・・・・・・・・・・」
目が覚めたら、全てが終わっていました。
今回、私は、腹腔鏡ロボット手術を受けました。
ロボットを操作するのはドクターなので、
勝手にロボットが切ったり貼ったりしませんが、まぁ、そんな時代も来るのか??
入院中、唯一、辛かったのが【術後の24時間】でした。
両膝から下に、血栓予防の(空気で足を絞めたり緩める)ビニールが巻かれていて、
自由に足を動かせず、左手には点滴、尿路も確保されている。
体は、手術を受けたショックで交感神経が優位になり、いっぱい汗が出ます。
さらに、2~3時間置きに、熱・酸素濃度・血圧が計られる。
麻酔の影響で枕は使用できず、寝返りも上手く打てません。
熱い寒いを繰り返しつつ、その隙間でウトウトするのが精一杯。
お母さ~~~~~んと、叫びそうになりました。
手術後・1日目。
昼前に、ようやく(足の空気ビニール)が外されました。
前日、汗をかきまくりベタベタして気持ち悪かったのですが、
看護師さんが熱いタオルで、体を拭いて下さいました。
まぢで天使!! 私が男だったら絶対好きになる
午後には尿路確保と点滴も外れ、ようやく自由な体に。
ここから、看護師さんによるスパルタ教育がスタート!
さっきまで寝てたのに、起きて、立って、ちょっと歩いてみよう・・です(汗)
手術後・2日~5日目。
ゆっくり歩く→長く歩く→しっかり長く歩く。
この練習の繰り返しで、体力を回復させて、術後5日で退院です。
年末ということもあり、3日目までに同部屋の患者さんが退院し、
結果的に、私の病室は一人部屋になりました!ラッキー!
(本当の個室は、高額で入れなかったからね・・)
さて、肝心の私の病症ですが、
幸いにも発見が早かったことと、直ぐに手術を受けられたことで、
臓器は摘出しましたが、他への浸潤はなく、リンパは残りました。
これまで何度も聞いてきた、この言葉・・・。
今は、心の底からその通りだと実感しています。
「自分は生きているのではない、生かされているのだ」
親から貰った命、助けて頂いた命を、大切にしていきます。
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ここからは、余談です。
年末・年始のカウントダウンを、ベッドの上で迎えることになった私。
病院の食事に、ハッとさせられました。
左は、大晦日の夜ごはん。なんと、天ぷら蕎麦!
汁も温かいし、天ぷらも温かくて、とっても嬉しかったです!!
右は、元旦の朝ごはん。
おかずの中に、伊達巻や黒豆が入っていました。
無事に新年を迎えられたのだと、やる気が出ました。
食事は栄養を摂るだけのものではなく、気持ちを動かしますね。
食べることは生きること。 生きることは食べることですね!
暫くは、大好きな泡もワインも飲めないので、現在の楽しみは、これ!
ハーゲンダッツ、やっぱり美味しいね。
長文をお読みいただき、有り難うございました。
今は、日に日に回復し、仕事復帰の時期を探っているところです。
( ↑ と書いた、翌々日に緊急事態宣言・・・Oh!No!)
2021年も、どうぞ宜しくお願い致します!